茶葉とチーズとバターをばかみたいにトランクに詰め込んで帰ってきた。
パリは見たいもの、行きたいところが多すぎてとにかく時間が足りない。
滞在中は雨ばかりだった。
朝から晩まで晴れの日は、一日もなかったな。
それでも、空が暗くなる頃には、
「ああ、雨でよかったな」と思える。
美術館巡りの後のトニックウォーター。
パリに行ったら「マンタロー」(ミントシロップを水で割った飲み物)
を飲むぞと意気込んでいたけど、どこにも置いてなかった。
ユニークな交通標識。
どうやら、クレ・アブラハムというアーティストの作品らしい。
知らなかった。
オランジュリー美術館への入館待ち。
パリ・ミュージアム・パスは割高だけど、
これがないと行列に並ばないといけないから、やっぱり買ってよかった。
(持ってても結構並ぶけどね)
オランジュリー美術館には「睡蓮」の連作が収蔵されていて、
その神聖な空間に思わず息をのみましたよ。
ルーブル美術館の中庭のようなこのスペースがとても好き。
天井は思い切り高いし、明るいし。
オランジュリー、ルーブル、オルセーと巡ったけど、
個人的にはオルセー美術館をもっとじっくり見たかったな。
ピエール・ボナールの企画展が開催されていて、それがとてもよかった。
(ポンピドゥーセンターに行けなかったことが心残り)
クリームブリュレとあったけど、
カラメルは底に沈んでいたからこれはプリンかな。
MONOPRIX。
やっぱり海外のスーパーは大好きだ。
何時間だってそこにいられる。
こういう類いのものが好きで、海外に行くと必ず買ってしまう。
これはネギと人参の具材が入ったブタメン味だった。
蓋を開けたら組み立て式のフォークが入っていたことが一番の驚き。
サンドウィッチ。
かわいい。
鮮やかなキャンドルが壁一面に。
こんなにカラフルな色味がある中で、
うすピンク、クリーム、緑(どれもくすんでる)を購入。
もっと冒険してみてもよかったのかもしれない。
地下(メトロ)には地上のような華やかさは一切ないけれど、とても便利。
適当に買ったサンドウィッチだって、もれなく美味しい。
(大きいというか長すぎて、昼・夜と二回に分けて完食)
セレクトショップ「Merci」。
パリの最新トレンドを発信すると謳うこの場所で、
日本製の商品が置いてあるのを見かけるとやっぱり嬉しい。
小学生の頃にキャップを飛ばして遊んでいた水性ペン。
まさか、こんなところでお目にかかれるとは。
結構な値段してます。※1本約400円
グラスやら花瓶やら色々と買ったけど、
家に着いたらグラスがひとつ割れていた。残念。
「Collette」にも行ってみたけど、こちらはイケイケな感じだった。
牛ステーキとマッシュポテト。
あと、生フォアグラも食べた。
熱々のトーストの上に乗せて溶かしながら食べる。
日本料理屋(らしきもの)にて、
マッシュルーム入りの味噌汁をレンゲで食す。
そして、謎の「かき」宣言。
シャリが口の中でほどけない。
酢飯味のちまき。
とどめのパセリ。
パリで言うところの東急ハンズ「BHV」へ。
木材やら電球やら金具やら、見ているだけで楽しい。
ベッドの脚を買おうか迷ったけれど、結局買わなかった。
(用途不明の蛇口を購入)
パリ市内を一望できるモンパルナスタワーに登ってみた。
これはお金払う価値あり、だな!
Astier de Villatteは日本人ばかりでした。
それはそうと、
HAYのティータオルが買えたことに感激している。
(これはデンマークのものだけど笑)
ヴァンヴ蚤の市。
この日もあいにくの雨。
ごっつい額と陶器の人形、栓抜きを購入。
値切り用語を覚えていったけど、その甲斐あってまけてもらえた。
店員さんは皆親切だった。
綿密な計画を遂行しにフランスまで行った、
というくらいに予定を詰め込んでしまったので、本当にぐったりだった。
それでも、体力の限界まで出歩いてしまうんだから、本当に魅力的な街。
次は、無計画でのんびりできるような場所に行くのもいいかも、
と、時差ぼけの眠い頭で考えている。